平成26年度技術講習会の報告

講習会テーマ

進化しつづける建設材料

開催日時

平成26年12月5日(金) 午後1時半~3時半

実施場所

四日市市文化会館

講師

岐阜大学工学部 国枝稔教授

参加者数

25人

実施状況

開会あいさつ

初めに当協議会の見取誠二会長より開会のあいさつをいただきました。 「今年度は調査点検業務が多く発注されたが、毎年あるものではない。厳しい競争に勝ち抜くためには、技術力の向上が必須であり、講習会の参加などを積極的に行ってほしい。本日の講習会は、直接設計者に役立つものであり、今後に生かしていくことを期待する。」

「進化する建設材料」

今回の講習会は、土木学会中部支部のご支援を得て(出前講座の活用)、かつ国枝教授の全面的なご協力の下、開催することができました。ご講演にあたっては、まず

  1. 社会的な視点からインフラの役割や課題を紹介いただいた。
  2. その中で橋については建設の歴史とそれに密接に係る構築材料の話をいただき、コンクリートの基本知識を分かりやすく教示いただいた。
  3. これらの基礎知識を背景に、新しい素材(超高密度ひずみモルタル)の開発と利用実態が紹介された。緻密で良く曲がるモルタルという新素材の驚くべき性能が示された。 また実用化の面では、現場でのきめ細かい施工方法が紹介され、実務に携わるものに役立つ情報が提供された。
  4. 一方先駆的な取組みとして、開発、設計施工、維持管理に役立つ数値シミュレーションが紹介された。さらに「自己治癒」する材料の研究が紹介され、興味の尽きない講演をいただいた。

最後の質疑応答の時間帯で、「インフラの維持管理においては"設計思想"が重要である」とのご指摘は、設計者を大いに奮起させる力がありました。

講習会の様子 写真2
見取会長
講習会の様子 写真1
国枝教授
講習会の様子 写真3
会場風景
資料イメージ1
新素材(緻密で良く曲がるモルタル)を使用した施工方法
資料イメージ2
数値シミュレーション(コンクリートを補強する短繊維の解析)